「ブログにお問い合わせページって、本当に必要なの？」
これは、ブログを始めたばかりの方からよく聞かれる質問のひとつです。
僕自身、ブログを開設した当初は「まだアクセスも少ないし、いらないでしょ」と思っていたクチ。でも、あとから「あ〜、最初から作っておけばよかった！」と何度も後悔した経験があります。
実は、お問い合わせページはただの連絡手段じゃありません。信頼性アップ、収益チャンスの拡大、トラブル回避など、ブログ運営に欠かせない要素がギュッと詰まっているんです。
この記事では、
- お問い合わせページを設置するメリット
- どんな人に必要か？
- 実際の作り方
- おすすめのプラグイン
などを、僕自身の体験談も交えながら解説していきます。
「必要かどうか迷っている…」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください！
お問い合わせページって何？
そもそも「お問い合わせページ」とは、ブログの読者や企業などが運営者に連絡を取るためのページのこと。多くの場合、ブログのフッターやグローバルメニューに「お問い合わせ」というリンクがあり、クリックするとメール送信フォームが表示される…という形になってます。
企業サイトでは当たり前のように設置されていますが、個人ブログでも実は非常に重要なんです。
お問い合わせページが必要な理由とメリット
1. 読者との信頼関係が深まる
まず一番の理由はこれ。
読者が「このブログ、ちゃんと運営されてるな」「何かあったら連絡できるんだ」と思ってくれることで、信頼性がグッと上がります。
特に、アフィリエイトブログでは「この商品、本当に信頼できるの？」と読者が半信半疑で読んでいるケースも多い。そんなとき、お問い合わせページがあるだけで「きちんとした人が書いているんだな」という安心感を与えられるんです。
僕も、ある読者の方から「丁寧に書かれていたので、ついでに質問させてもらいました」という連絡をもらったことがあります。こういう積み重ねが、読者との信頼を深めていくんですね。
2. 案件のオファーが来る可能性がある
意外と知られてないですが、企業の広報担当やPR会社が「このブログに紹介してほしい！」と思ったとき、まず見るのが「お問い合わせページ」です。
僕も過去に、
- 商品レビューの依頼
- 広告掲載の提案
- セミナー講師のオファー（！）
など、いくつも問い合わせが来たことがあります。
もちろん、全てが案件に繋がるわけじゃないですが、チャンスの扉を開いておく意味でも、設置しておかない手はないです。
3. 著作権やトラブルの相談窓口になる
画像や文章の引用などで、万が一クレームや確認の連絡が来た場合にも、お問い合わせフォームがあれば「冷静な対話」で解決できるケースが多いです。
フォームがないと、相手がX（旧Twitter）などでいきなり晒すような行動に出る可能性もあります。そうなると収拾がつかない事態に…。
クレームも含めて、「連絡できる窓口がある」というのはリスク管理としても超重要です。
4. コメント欄代わりとして使える
コメント欄を閉じているブログも最近は多いですよね。
でも読者の中には、「記事のここについて詳しく知りたい」とか「この商品と比較してどっちがいい？」など聞きたい人もいるわけで。
そういう人が、気軽に質問できるようにしておくと、ブログへのエンゲージメント（関係性）が深まります。
僕のブログでも「コメント欄がないのでこちらから失礼します」というお問い合わせ、ちょくちょく届きます。案外、気にしてる人は多いんですよ。
こんな人は絶対に設置しておこう！
正直、すべてのブロガーに設置をおすすめしたいところですが、特に以下のような人には“必須”レベルで必要です。
- アフィリエイトや広告収益を得ている人
- Googleアドセンスを利用している人（ポリシー的にも）
- プロフィールで実名を出している、または顔出ししている人
- 商品レビュー記事を書いている人
- 企業案件を受けてみたい人
ブログがある程度成長してきたら、必ず設置しておきましょう！
お問い合わせページの作り方（WordPress編）
では、実際にどうやって作るのか？
WordPressならめちゃくちゃ簡単です。方法は2つあります。
方法① プラグイン「Contact Form 7」を使う
一番ポピュラーで信頼性が高い方法。
以下の手順で設置できます。
- WordPressの管理画面 → 「プラグイン」→「新規追加」
- 「Contact Form 7」と検索してインストール＆有効化
- 「お問い合わせ」→「新規追加」でフォーム作成
- 作成されたショートコードを固定ページに貼り付け
- メニューに追加すればOK！
HTMLの知識がなくても、数分で使えるので安心。スパム対策も組み込めます。
方法② テーマ内の機能を使う（SWELLやJINなど）
最近の有料テーマ（SWELL、JIN、SANGOなど）では、「最初からお問い合わせページのテンプレ」が用意されていることが多いです。
僕が使っているSWELLでも、管理画面の「初期セットアップ」からすぐに作成可能でした。テーマによっては、通知先メールアドレスの設定だけでOKというものもあるので、まずはテーマの公式マニュアルをチェックしてみてください。
お問い合わせフォームに入れておくべき項目
以下は、最低限入れておきたい項目です。
- 名前（ニックネーム可）
- メールアドレス
- 件名（例：「レビュー依頼について」「ブログ内容の質問」など）
- メッセージ本文
- 送信ボタン
スパム対策で「reCAPTCHA」や「同意チェックボックス（個人情報の取り扱いに同意）」を入れておくと、より安心です。
スパムが怖い？対策も簡単です
お問い合わせページを公開すると、心配になるのが「迷惑メールやスパムフォーム」。でも、以下の対策をしておけば大丈夫です。
- Google reCAPTCHAを導入（Contact Form 7対応）
- Akismetなどのスパム防止プラグインを併用
- メールアドレスはフォーム経由のみで公開しない
僕も最初は1日に何十件も来てびっくりしましたが、対策後はピタッと止まりました。
Q&A：よくある質問
Q. お問い合わせページって、どこに置けばいいの？
A. 基本は「グローバルメニュー」か「フッター」に表示すればOKです。
見つけやすい場所＝安心感につながります。
Q. まだアクセスが少ないけど必要？
A. むしろ“少ないうち”に作っておいた方がいいです。アクセスが増えてから設置すると、せっかくのチャンスを逃すかも。
僕の体験談：ある日突然やってきた企業案件
ある日、1通のお問い合わせが届きました。内容は「弊社のガジェットをレビューしていただけませんか？」というもので、報酬＋製品提供付きのオファーでした。
それまで月1万円ほどの収益だった僕のブログにとっては、信じられない出来事。でもよくよく話を聞くと、「記事の切り口がわかりやすく、お問い合わせページからご連絡しました」とのこと。
そう、たまたま見てくれた企業担当者が、「お問い合わせページがあったからこそ」連絡をくれたわけです。
あのページを作っていなかったら…と思うと、ほんとにゾッとします。
まとめ：お問い合わせページは“信頼の入り口”
お問い合わせページって、一見地味な存在に見えるかもしれません。
でも、ブログを“ちゃんとしたメディア”に育てていくうえでは欠かせない「信頼の入り口」です。
読者との信頼、企業とのつながり、トラブル時の保険。
どれをとっても、作らない理由が見つからないくらい重要なページなんです。
まだ設置していない方は、今日中にでもサクッと作ってみましょう！
あなたのブログに、思わぬチャンスが舞い込んでくるかもしれませんよ！